tobira運営ニュース:『問いを立てる』チカラの育て方 【公開日】2026年3月 たくさんの授業に同席させてもらって、tobiraで活気が出る授業には、ある共通点があることに気がつきました。 それは「先生が一緒にtobiraのキャリア授業を楽しんでいることが子供たちに伝わると 、子どもたちも積極的になって、そ の熱量がプロフェッショナルにも伝わり、授業に一体感が生まれる」ということです。 先生がプロフェッショナルへの質問を率先して夢中になって聞く。すると不思議なことに、子どもたちも「自分も聞きた い!」と前のめりになっていく。 この現象は、AIが普及する中で、今後一層人間に求められる能力と言われている「問いを立てる」チカラを育むことにつなが るのではと考え、今回は、「問いを立てる」をテーマに配信させていただきます。 『問いを立てる』チカラの育て方 AIが普及するほど、「問いを立てる力」が重要になる理由 検索すれば何でもわかる時代から、AIに聞けば何でも答えてくれる時代へ。情報を「知っている」ことの価値は大きく 変わりました。その一方で、価値が増しているのが「何を聞くか」を考える力です。 AIは優秀なアシスタントですが、「何を問うべきか」を決めるのはあくまでも人間です。これからの子どもたちに必要 なのは、「正解を早く出す力」よりも、「意味のある問いを立てる力」ではないでしょうか。 tobiraの授業で先生が夢中になって質問できるのも、プロが目の前にいて、その人の今のリアルな話が聞けるから。子 どもたちはその姿を見て、「問いを立てることは楽しいことだ」と体感します。 今日からできる「問いの立て方」3つのコツ 1.「なぜ?」から始める 「何をしていますか?」より「なぜそれを続けているのですか?」の方が、相手の本音 に近づける問いになります。「なぜ」は相手の内側を引き出す言葉です。 2. 「今」を聞く 過去の成功話より、「今まさに感じていること・迷っていること」の方がリアルで、 聞いている人の心を動かします。現在進行形の問いが場を温めます。 3.「もやもや」から作る 「なんかおかしいな」「なんでだろう?」という違和感こそが、一番いい問いの源です。 正解がない問いほど、対話が深まります。 子供たちが楽しんで取り組める「問いを立てる」遊び 特別な準備はいらないものばかりなので、ぜひ気軽に取り入れてみていただけると嬉しいです。 今日の一問 毎朝「正解のない問い」を黒板に一つ書いておきます。答えは求めません。 一日頭の片隅に置いておくだけで、「問いと共に過ごす感覚」が育まれます。 2. なぜなぜチェーン お題に対して「なぜ?」を5回繰り返すゲームです。「なんでサッカーは11人なの?」 →「なぜ?」と深掘りしていきます。正解がないので誰でも参加しやすく、 子どもたちが夢中になります。 3.もし〇〇だったら? 「もし学校に時間割がなかったら?」など問いを出し合い、一番面白いアイデアを選びます。 正解がないから全員が対等に参加でき、想像力と発言力が育ちます。 問いを立てる遊びのサンプル集を保存版として添付します。 小学生・中学生・高校生版がございますので、ぜひ該当するものをご活用ください! 継続したい先生方へ追加の問いサンプルも提供可能です。運営へご連絡ください。 tobiraがA I 時代を生きる子どもたちへ届けたいのは 「聞く授業」ではなく「問う授業」 2026年4月より、tobiraドリームプロジェクトは、ドリームノートを刷新する予定です。 憧 れのプロが 「私はこうやってきた」ことをお話しする授業から、 時代の変化の中でプロが今何を考え、どのように判断しているのかをお伝えし、 「どうやったらなれるか」を教えるのではなく、「どう考えるか」を届けていく。 これが、tobiraが目指すAI時代のキャリア教育です。