実家が靴メーカーで、物心ついた時から靴を箱詰めしたり中敷きを入れる作業を手伝う中で、靴に触れる機会は多かったのですが、将来自分でも靴を作りたい!という気持ちは全くありませんでした。シューズデザイナーという職業に興味を持ったのは高校生の時です。街を歩いていて、偶然、実家で作った靴を履いている人を見かけた時に、衝撃が走りました。
作業を手伝う中で実家で作った靴のデザインは自然と覚えていたのですが、実際に履いている人を見たのはその時が初めてで、ひょっとして僕が箱詰めしたり、中敷き作業をした靴かもしれないと思うと、言葉にできないほど誇らしい気持ちになりました。そこから、自分自身が作った靴を多くの人に履いてもらうことが夢になり、技術を学ぶ中で明確な目標になりました。