養豚生産者

浅野 芳里

生産から加工・販売まで一貫経営で行っている株式会社サイボクファームで、子豚の出産と授乳を行う分娩舎と離乳した子豚をお世話する離乳舎を担当しています。母豚や子豚が快適に過ごせるようお世話をして、順調な
成長につなげられるようになりました。

ー実はこんな業務も多いです!

作り立ての新鮮なエサを定時に与えてきちんと食べているか、きれいな水が十分に飲めているのか、豚舎の空気がきれいで適正な環境になっているかを確認して調整することが一番多い仕事になります。
餌をあまり食べない時は、カレーの香りがする粉末や柑橘系の香りがする粉末を餌に入れたりなどの工夫もします。豚さんは生まれて半年で食肉になるので、この短い命を幸せに過ごせるよう豚さんたちの暮らす環境を快適に整えてあげることが、この職業で一番大切な仕事です。

ー職業の魅力

「十人十色」との言葉があるように、豚さんにも「十豚十色」があります。様々な性格の豚さんがいて、好き嫌いもある。同じ様な豚さんが1頭もいない為、色々な豚さんに出会えるのが魅力です。
また、生まれた豚さんが全員健康で元気に育つわけではないので、日々命の重みを感じ、赤ちゃんだった豚さんが元気に大きく育つ過程をそばでサポートできることもこの職業のやりがいだと感じています。

ー必要な能力やスキル

「疑念」を抱き、「固定概念」にとらわれず、柔軟な考えがあると、新しい事へ挑戦するきっかけや物事の改善へ繋がっていくと感じます。豚が大好きという気持ちと、豚の気持ちになれる感性も大切と考えています。

ーtobiraで子どもたちに伝えていること

「感謝の気持ちを忘れずに生活をして欲しい」と一番に伝えていきたいです。今、当たり前の様にいつもの生活が出来ているのは、支えて下さるご家族やたくさんの方のご協力があってこそ、何気ない日常が送れています。決して当たり前だと思わないこと。そして感謝の気持ちを忘れずに生活を送ってほしいとこれからも伝えていきたいと思います。