静岡県 伊東市立伊東小学校

【公開日】2024年1月

事前学習・事後学習でtobiraの効果を最大化! さらに6年生全員で6つの職業のお話を聞いたことでプロフェッショナルの共通点が 伝わり、子供たちに嬉しい変化が現れました。

森田校長先生(中央)と
6年生担任の先生方

tobira実施は今年度で3年目。
今年度から小学校3校が統合され組織も変わった中、前年のキャリア教育の担当教員から上手く引き継ぎ、過去2年で実施したtobiraをさらに自校に合うよう改善されています。
昨年までのノウハウをしっかり活かし、今年度もチームワーク良くtobiraを実施していただいた先生方に、tobira活用の工夫はもちろん、キャリア教育として取り組んでいることなどお伺いしました!

ー職業の選び方のポイントは?

過去2年間は複数の職業の方に同時にご登壇いただき、児童が聞きたい職業を選ぶことができる移動教室の形式で実施していましたが、今年度、本校ではキャリア教育において「たくさんの職業の話を聞く」ことを重視し、6年生全員で、6回に分けて6つの職業を聞くスタイルに変更しました。

また、児童の関心度が高い職業を選びたかったので、tobiraプラットフォーム内にあるアンケート機能を活用して子どもたちが聞きたい職業をランキング表示し、上位の職業から業界が偏らず多種多様になるように注意して、最終的に6名のプロフェッショナルを選定させていただきました。アンケート結果から、どの児童がどういう職業に興味をもっているのかも知ることができたのは意外な収穫でしたね。

ー事前学習はされましたか?

本校独自の事前学習ワークシートを作成し、tobira開催約1週間前に、お話いただく職業について調べる時間を設けました。ワークシートにはお話いただくプロフェッショナルの方の情報が掲載されたwebサイトのリンク集を載せて閲覧できるようにしたり、その方の職業について調べたことを書き込めるようにしました。
そして、当日必ず1人1つは質問できるよう、質問内容を決めて本番に臨みました。

ー当日の様子はいかがでしたか?

事前学習によって「この職業の話を聞くんだ」とわかった状態で当日を迎えるので、積極的に質問が出ていたと感じます。また児童の希望に基づいて話を聞く職業を選んでいるので、関心を持って真剣に聞いていた児童が多かったのは良かったですね。

ー事後学習はされましたか?

自分が印象に残った職業について各児童がスライドにまとめて共有する時間を設けました。

ーtobira以外でどのようなキャリア授業を実施されていますか?

本校では、オンライン/オフラインに拘らず、たくさんの職業に触れる機会を積極的に作っています。
今年度はtobiraの他、スポーツ選手をお招きしたイベントをリアルで開催しました。リアルのイベントは、体験・参加できるのが良い点ですね。一方でオンライン(tobira)は、地方ではなかなか出会う機会がない職業の方からお話を聞いたり、児童全員が公平に質問できたりする良さがあります。また、リアル開催と比べてオンラインでは教員の手間が軽減され、スピーディで手軽に進められるのもうれしいポイントです。
オンライン/オフラインどちらも上手く活用してハイブリッドで実施するのが有効だと思っています。

児童の変化

児童が優しくなりました!

全く異なる6つの職業を選びましたが「仲間と協力する」「従業員のことを考える」「お客さんのことを思いやる」などプロが大切にする共通点を理解し、教室に思いやりが生まれました。

本当に好きなことを夢として描けるように!

趣味と仕事は別だと線引きしていた児童が、tobiraを通して「好きなことを仕事にするのが良い」と思うようになり、好きなことと将来の夢をリンクして考えられるようになりました。

家族で将来について話す機会も!

家庭でも「サッカー選手がこう言ってた」「次はこういう人の話を聞く」などの会話があったことを保護者の方たちからも共有いただけました。