夫と長女が旅立ち、私と次女の「1対1の手間ひまお留守番」が始まりました。とは言っても、あまり特別なことをした訳ではありません。お金や物をなるべく使わず、一緒に過ごす時間を大切にしてみようというのが、私なりの今回の目標でした。
~「1対1の手間ひまお留守番」の間に、私が実践した『ちょっとだけ』工夫 ~
その① 『ちょっとだけ』特別なお出かけ
その② 食事の席を『ちょっとだけ』移動
その③ 『ちょっとだけ』手の込んだクッキング
その④ 『ちょっとだけ』できることが増えた犬の散歩
~「1対1の手間ひまお留守番」をとおして私が気づいたこと ~
これまで、夫や私にとって次女は、「長女の後ろを追いかけている次女」、「いつも長女に守られているから奔放でいられる次女」というイメージでした。家族でまとまって過ごすと、知らず知らずのうちに、自分とその子との関係ではなく、家族全員の中でのその子の位置でその子のことを見てしまうということなのでしょうか。1対1で目が届きやすいことから、次女に任せてみようということが増え、同時に次女の行動にしっかりと自分の目と心を向けることができました。そして、次女がそれまで私が思っていたよりもずっと、自分で考えたり決めたりしているということが見えてきました。今回1対1で過ごすことによって、次女の成長をこれまでとは違った感覚で実感することができたことは、私にとって大きな発見でした。
次女と過ごした2日間、何かすごく特別なことをした訳ではないのですが、こんな風に、終日子供とべったり過ごしたのなんて、何年振りだったろうかと思います。「今日は楽しいことがいっぱいや~、夢みたい。でも夢じゃないんやよね」次女がそんな言葉を発したのが、とても心に残っています。そしてこの、「1対1」×2で過ごした2日間には、思わぬ副産物もあったのです。「1対1」で過ごす間にも、次女は何度も長女のことを思い出していました。もうひとつは「再会の喜び」です。休日に家族がわざわざ別々に過ごすという感覚は、一般的にはあまりないと思います。それだけに、思わず両手を広げて抱きしめたくなるような再会の嬉しさは、とても新鮮なものでした。これからも時々「1対1」×2で休日を過ごしてみたいと思います。